大麻
(Cannabis Herba:タイマ)
インドアサ(クワ科)の全草胆汁酸 (bile acid:たんじゅうさん)
tetrahydrocannabinol(樹脂で、麻酔,麻薬)を含む。
→カンナビノール
動物の胆汁に含まれるC24から成るステロイドで、側鎖の末端がカルボキシル基になった化合物の総称タンニン (tannin:タンニン)
脂肪の乳化や酵素による分解を促進する。
→ウルソデオキシコール酸、 デオキシコール酸、 ステロイド
タンパク質と結合する特性を持ったポリフェノールの総称タンニンを含む生薬 (The herbal medicine which contains tannin:タンニンをふくむしょうやく)
一般に淡褐色の粉末で渋味があり、水やアルコール類に溶けやすく、有機溶媒に溶けにくい。
収れん、止瀉、殺菌、抗ウィルス活性などを有する。特に、酵素活性に大きく作用する(阻害する)。
タンニンの分布は極めて広く、未熟な果実や種子、生長の盛んな部位、また虫こぶなどに多量に蓄積されている。タンニンは、化学的性状から、加水分解型タンニンと縮合型タンニンに大別される。加水分解型タンニンは加水分解により、没食子酸のみを生成するガロタンニンなどに分けられる。縮合型タンニンは基本骨格が加水分解されないもので、フラバン-3-オールのみを構成単位とするものと、フラバン-3-オール以外を含むものとに分けられる。確認反応としては、塩化第二鉄試薬を加えると、加水分解型タンニンは青色、縮合型タンニンは汚緑色を示す。
→エラグ酸、 没食子酸、 カテキン類、 加水分解型タンニン、 縮合型タンニン、 タンニンを含む生薬、 茶
→タンニン、 ゲンノショウコ、 五倍子、 大黄、 茶大黄 (Rhei Rhizoma:ダイオウ)
Rheum palmatum(タデ科)の根茎ダイジン (daidzin:ダイジン)
Chrysophanol(緩下,健胃整腸薬)を含む。
→アントラキノン誘導体を含む生薬、 タンニンを含む生薬、 クリソファノール、 センノシド A、 ラポンチシン
ダイゼイン (daidzein:ダイゼイン)
(構造式)
エストロン作用
→葛根、 イソフラボン類
ダツラ (Daturae stramonium Folium:ダツラ)
エストロン作用
→葛根、 イソフラボン類
チョウセンアサガオ(ナス科)の葉竹節人参 (Panacis Japonici Rhizoma:チクセツニンジン)
別名、マンダラヨウ(曼陀羅葉)
atropine, scopolamine(鎮痛,鎮痙,鎮静)を含む。
→アルカロイドを含む生薬、 アトロピン、 スコポラミン
トチバニンジン(Panax japonicus、ウコギ科)の根茎チモール (thymol:チモール)
chikusetsusaponin(鎮咳,去痰,抗炎症,中枢抑制作用,人参の代用にはならない)を含む。
→サポニンを含む生薬、チクセツサポニン、 オレアノール酸
茶 (Theae Folium Juvenale:チャ)
殺菌作用があるので、歯磨きの香料として用いられている。
→モノテルペン
チャ(Thea sinensis、ツバキ科)の葉丁字 (Caryophylli Flos:チョウジ)
カフェイン、タンニン(神経興奮,強心,利尿;止瀉作用)を含む。
→タンニンを含む生薬、 カフェイン、 タンニン、 エピガロカテキン
Syzygium aromaticum(フトモモ科)のつぼみ猪苓 (Polyporus:チョレイ)
eugenol など(健胃,鎮嘔,通風,防腐)を含む。
→精油を含む生薬、 芳香性健胃薬、 オイゲノール
チョレイマイタケ(サルノコシカケ科)の菌核陳皮 (Aurantii Nobilis Pericarpium:チンピ)
ergosterol(解熱,消炎,利尿薬,抗腫瘍)を含む。
→エルゴステロール
ウンシュウミカン(Citurus unshiu、ミカン科)の果皮ツボクラリン (tubocurarine:ツボクラリン)
Limonene など(健胃薬)を含む。
→精油を含む生薬、 リモネン
ティアフラビン (theaflavin:ティアフラビン)
骨格筋弛緩作用があり、末梢性弛緩薬(非脱分極型)
Chondodendron tomentosum(ツヅラフジ科)の皮に含まれ、Tubo-curare(竹筒クラーレ)の主有効成分
狩猟の際に毒矢に用いる。
→クラーレ、 イソキノリンアルカロイド、 アルカロイド
テストステロン (testosterone:テストステロン)
紅色素
紅茶に含まれる色素
→紅茶、 縮合型タンニン
テトラテルペン (tetraterpene:テトラテルペン)
男性ホルモンである。
→アンドロステロン、 ステロイド
テトラテルペノドともいう。また、カロチノイド(carotenoid)とも呼ばれる。テトロドトキシン (tetrodotoxin:テトロドトキシン)
8個のイソプレン単位からなるC40の化合物
水に不溶で脂溶性であることから、脂溶性色素(lipochrome)とも呼ばれ、多くは黄色〜深紅色の融点が高い結晶である。
ポリエン構造(共役二重結合)をもつカロチノイドは化学的に不安定で、空気中で徐々に酸化されて無色の物質に変わってしまう。この反応は熱や光によって促進される。
→テルペノイド、 プロクロシン、 カロチン類
テバイン (thebaine:テバイン)
フグ毒として有名
トラフグ、シマフグなどの有毒フグのほかに、カリフォルニアイモリ、ツムギハゼ、ヒョウモンダコなど、分布は広い。強力な神経毒であり、代表的な外因性毒である。
もともとフグはこれをもっていないが、海中のプランクトンがこれを生成し、フグがプランクトンを食べることによって体内に蓄積される。どれぐらい蓄積されるかは、種差、個体差がある。一般に養殖のものには毒が少ない。
テルペノイド (terpenoid:テルペノイド)
阿片に含まれるアルカロイド
麻薬に指定されている。
テバイン自身は毒性が強く、医薬品としては使われない。
これから化学的に誘導されるオキシコドンはモルヒネとコデインの中間ぐらいの鎮痛作用を持つが、副作用が少なく、鎮痛、鎮静、鎮咳薬として用いられる。
→阿片、 イソキノリンアルカロイド、 アルカロイド
基本的に基礎骨格が複数個のイソプレン isoprene (C5)単位で構成される一群の天然物質の総称で、イソプレノイド(isoprenoid)とも呼ばれる。デオキシコール酸 (deoxycholic acid:デオキシコール酸)
「テルペノイドはいくつかのイソプレン単位から構成される」という考え方をイソプレン則という。
テルペノイドには、C10からなるモノテルペン、C15のセスキテルペン、C20のジテルペン、C25のセスターテルペン、C30トリテルペンなどが含まれる。
→モノテルペン、 セスキテルペン、 ジテルペン、 セスターテルペン、 トリテルペン、 テトラテルペン
唐辛子 (Capsici Fructus:トウガラシ)
ゴオウの鎮痙作用の本体
デスオキシコール酸とも言う。
ステロイドであり、胆汁酸に含まれる。
→牛黄、 胆汁酸、 ステロイド
トウガラシ(Capsicum annuum、ナス科)の果実当帰 (Angelicae Radix:トウキ)
capsaicin(辛味成分で、健胃,駆風,皮膚引赤作用)を含む。
→辛味性健胃薬、 カプサイシン、 芳香性健胃薬
トウキ(Angelica acutiloba、セリ科)の根桃仁 (Persicae Semen:トウニン)
butylidene phthalide(鎮静,活血)を含む。
→精油を含む生薬
モモ(Prunus persica、バラ科)の種子橙皮 (Aurantii Pericarpium:トウヒ)
amygdalin(理血,駆於血,通経)を含む。
→青酸配糖体を含む生薬、 アミグダリン、 青酸配糖体
ダイダイ(Citrus aurantium var.daidai、ミカン科)の果皮吐根 (Ipecacuanhae Radix:トコン)
Limonene, hesperidin(苦味健胃薬)を含む。
→精油を含む生薬、 リモネン、 ヘスペリジン、 苦味健胃薬、 芳香性健胃薬
Cephaelis ipecacuanha(アカネ科)の根トリテルペン (triterpene:トリテルペン)
emetine(催吐性去痰)を含む。
→アルカロイドを含む生薬、 エメチン
トリテルペノイドともいう。トロパンアルカロイド (Tropane Alkaloid:トロパンアルカロイド)
6個のイソプレン単位からなるC30のイソプレノイド
遊離またはエステル(ろう)、もしくは配糖体として植物界に広く分布する。
多くは多環性で、五環性、あるいはステロイド型の四環性の炭素骨格を持ち、スクアレンから生合成される。
リーベルマン・ブルヒァード反応によって存在が確認される。
→リモニン、 クァッシン、 オレアノール酸、 リーベルマン・ブルヒァード反応、 テルペノイド、 スクアレン
ドラーゲンドルフ試薬 (Dragendorff's reagent:ドラーゲンドルフ試薬)
トロパン骨格を持ったアルカロイドの総称
水酸基をもつトロピンアルカロイド、水酸基とカルボキシル基をもつ、コカアルカロイドに分けられる。
→アトロピン、 スコポラミン、 コカイン、 ヒヨスチアミン、 アルカロイド
アルカロイドの沈殿、呈色試薬
三級・四級アミンを沈殿させる。
→アルカロイド